問合せ手段はアクセシブルかつ分かりやすく【6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供】
【2013.5.28】毎月1回発行
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こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
今年は早いもので5月のこの時期に全国的に梅雨入りしそうですね。
7月中旬ころまで梅雨の時期が続いて長すぎるのも困るので、
前倒しで梅雨明けしてほしいものです。
このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
ついて簡単にわかりやすく解説していきます。
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■問合せ手段はアクセシブルかつ分かりやすく提供
【6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供】
本日は、6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供に
ついてお伝えします。
JIS規格の説明部分については、以下の通りです。
「ウェブページ一式の責任者がウェブコンテンツに関する
利用者からの問合せを受け付けることを目的とした何らかの手段を
用意する場合、用意する手段はアクセシブルなものであって、かつ、
ウェブコンテンツ上の分かりやすい位置に提供しなければならない。」
問合せを受け付ける場合、アクセシブルかつ、分かりやすく
提供しなければならないと明記しておりますが、具体的な
方法は以下の通りです。
・特定の手段では利用できない人が存在する可能性があるため、
複数の手段を提供する。
例えば、
メールの送信フォーム、電話番号、ファックス番号、郵送先住所を
併せて問合せ先として明記するなど。
・よくあるご質問をQ&A形式で公開することで、
利用者が問合せをする手間を省く。
アクセシビリティに配慮したサイトとして、
問合せは一通りの方法ではなく、様々な手段を用意して、
わかりやすく明記して下さい。
また、たくさんの人にチェックしてもらい、ユーザーの反応も探り、
改善することが必要です。
本日はここまで。
次回は、【7ウェブコンテンツに関する要件 7.1知覚可能に関する原則】に
ついてお伝えします。
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【編集後記】
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2013年5月22日、Googleのペンギンアップデートが実施され、
検索の2.3%に影響したと発表がありました。
管理サイトを毎日チェックしていると、
普段より大きな順位変動があるので、すぐに気が付きました。
基本的にはスパムを排除する取り組みですが、
何らかの影響を受けて下がったサイトがあったり、
他サイトが下がったことで上がったサイトがあったり、
理由は様々です。
より健全なサイトが上位表示されるようにということではありますが、
商用サイトで少しでも上位表示させようと取り組みをしている以上、
プラスにもマイナスにも影響することはあり得ます。
順位変動のリスクを0にすることはできませんが、
できるだけ影響されないような充実したコンテンツを用意し、
健全なリンク対策が必要ですね。
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それでは、また来月お会いしましょう。
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