アクセシビリティを低下させないツールを選定【6.2設計 c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】
【2012.11.27】毎月1回発行
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こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
京都は観光シーズンに入り、特に東山や嵐山などをはじめ、
京都駅前も混雑しています。
仕事はバイク移動ですが、普段より混雑しているので、時間に余裕をもって
移動する必要があるため、この時期は時間に遅れないように注意しています。
京都に来られる方は、紅葉をゆっくりと楽しんでください。
このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
ついて簡単にわかりやすく解説していきます。
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■アクセシビリティを低下させないツールを選定
【c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】
本日は、先月の続き、6.2設計 c)についてお伝えします。
JIS規格の説明部分については、以下の通りです。
「情報を制作、追加または更新するときにアクセシビリティを
低下させないように、達成基準を満たすことを補助する機能をもつ
オーサリングツール(ウェブページ作成ソフト、コンテンツ管理システム、
ブログなど)を選定することが望ましい。」
具体例として以下が挙げられています。
・画像を追加した場合、代替テキスト(alt属性)を入力するように
促すコンテンツ管理システムを利用する。
・アクセシビリティに配慮したテンプレートを事前に作成しておき、
更新・管理の負担を軽減する。
無料のポータルブログを利用する場合などは、
システムが決まっている場合が多く、htmlコードや仕様など
提供業者によって、アクセシビリティに問題のあるブログもあります。
一からコードを書く場合やwordpressなどのコンテンツ管理システム兼、
ブログシステムを利用する場合は、既存のテンプレートを使わず、
独自でテンプレートを作っておけば、アクセシビリティにも配慮した
サイトに仕上げることもできます。
このように、初期制作においても、制作後の更新管理においても、
一定のレベルをクリアしたテンプレートを利用して、指針に基づいた
運用をおこなっていけば、常にアクセシビリティに配慮したサイトとして
保守・運用が可能です。
初期制作、毎日の更新管理に使うツール、指針、人材を決定し、
一定のやり方で管理していく必要がありますね。
本日はここまで。
次回は、【6.2設計 d)検証に用いるユーザーエージェント】
についてお伝えします。
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【編集後記】
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今年にはいって、最近、特にGoogleの順位変動が激しいですね。
先週にも変動があったところですが、
今月11月下旬から12月上旬にかけて大規模なアップデートが起こるとの
発表があったとかで話題です。
特に今年の4月あたりからSEOのやり方、アドバイスの仕方なども
変えており、かつてから言われていることですが、以下の3点が重要ですね。
1.ページを更新する
2.ページを追加する
3.優良な被リンクを増やす
上記3点において、それぞれ取り組み方はピンからキリまであります。
・適当な1~2文程度のブログを更新してページを増やしたり、
・コンテンツ内容を使いまわしたり、
・とにかく相互リンクを増やしたり、
・無料リンクを増やしたり、
・適当なサイトからリンクしたり、
これまでは以上のようなことでも効果が出ることもありましたが、
今後はこんなことはやめて、真っ当にいきましょうということです。
1.ページを更新する(できれば毎日、少なくとも週に一回程度)
2.ページを追加する(およそ400文字以上1000文字程度)
3.優良な被リンクを増やす(ディレクトリ登録など)
Googleも正当に評価するユーザー本位のサイトにするため、
上記の()の内容を意識して3点をコツコツおこなっていくことで、
順位変動にも動じない、優良なサイトへと仕上がっていくことと思います。
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それでは、また来月お会いしましょう。
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