達成基準を満たせるか確認する【6.2設計 b)使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】
【2012.10.23】毎月1回発行
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こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
もうすぐ11月、京都は紅葉の綺麗な時期です。
先日、とある紅葉スポットランキングでは、
なんと地元金沢の兼六園が1位でした。
毎年散策に行っている嵐山は7位。
今年は嵐山に加えて、別の場所へも
紅葉見学に訪ねてみようと思います。
このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
ついて簡単にわかりやすく解説していきます。
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■達成基準を満たせるか確認する
【6.2設計 b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】
本日は、先月の続き、6.2設計 b)についてお伝えします。
JIS規格の説明部分については、以下の通りです。
「ウェブコンテンツに使用する技術、及び各達成基準に適合するための
実装方法を明確にしなければならない。
達成基準を満たすためには、使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法が
実際に利用者にとって利用可能であることを確認しなければならない。
例えば,仕様上は定められているがユーザエージェント
(ウェブブラウザなど)がサポートしていない方法で実装しても、
達成基準を満たしているとはいえない。
使用するウェブコンテンツ技術の実装方法が達成基準を満たすことが
できるかどうかを確認することは、設計・開発する者の責任である。」
サイト運営において、ユーザーからの声を聞いて、
迅速にサイトに反映するなど、改善点を実装することは必要な取り組みです。
これを具体的に吸い上げる方法として、高齢者や障害者を含む利用者に
直接サイト閲覧テスト等に参画していただき、
どのようにウェブを利用しているかを把握したり、公開前のコンテンツを
実際に利用してもらって問題を抽出したりして、サイトへ反映させることで、
ウェブコンテンツが達成基準を満たしているか、より明確になります。
実際のサイトを高齢者や障害者の方に利用していただき、
利用可能である技術・実装方法を確認したあとに、
サイトに適用することが必要ですね。
本日はここまで。
次回は、【6.2設計 c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】
についてお伝えします。
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【編集後記】
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これまでこのメルマガのタイトルにもしていた
「SEO効果の高いアクセシビリティ対策」ですが、
だんだんずれてきているので、内容からは削除いたしました。
XHTML、CSSの組み合わせで、無駄のない綺麗なhtmlコードで構成して
各ページタイトルやh1などはもちろんのこと、
テキストで画像のalt、リンク先のタイトル、各見出しやパンくずリストなどに
キーワードをできるだけ丁寧に書くことにより、
上位表示される時期がありました。
そんな時期にメルマガを開始したこともあり、
アクセシビリティ対策をおこなうことが、SEO対策として、
目的のキーワードでも上位表示されますということを伝えていたのですが、
現在では、あまり繋がりがなくなってきたと感じます。
閲覧ユーザーにとって自然な文章でコンテンツを書き、
鮮度の高い情報発信に努め、優良なサイトからのリンクを
増やしていくことで上位表示に貢献する。
以前まではSEOをいかにもやっていますというサイトが上位表示されていましたが、
過剰な対策は嫌われ、真面目にコツコツやってきた方が報われ、
商用サイトにおいては、どれだけ自然を装い、対策を行うかといった
難しいSEOになっていることも事実です。
ペナルティや過剰なSEOによる順位下落に注意して、
誠実に、SEOを含めた集客に取り組んでいってください。
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それでは、また来月お会いしましょう。
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