問合せ手段はアクセシブルかつ分かりやすく【6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供】

【2013.5.28】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 今年は早いもので5月のこの時期に全国的に梅雨入りしそうですね。

 7月中旬ころまで梅雨の時期が続いて長すぎるのも困るので、
 前倒しで梅雨明けしてほしいものです。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■問合せ手段はアクセシブルかつ分かりやすく提供
 【6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供】

 本日は、6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供に
 ついてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ一式の責任者がウェブコンテンツに関する
 利用者からの問合せを受け付けることを目的とした何らかの手段を
 用意する場合、用意する手段はアクセシブルなものであって、かつ、
 ウェブコンテンツ上の分かりやすい位置に提供しなければならない。」

 問合せを受け付ける場合、アクセシブルかつ、分かりやすく
 提供しなければならないと明記しておりますが、具体的な
 方法は以下の通りです。

 ・特定の手段では利用できない人が存在する可能性があるため、
  複数の手段を提供する。

 例えば、
 メールの送信フォーム、電話番号、ファックス番号、郵送先住所を
 併せて問合せ先として明記するなど。

 ・よくあるご質問をQ&A形式で公開することで、
  利用者が問合せをする手間を省く。

 アクセシビリティに配慮したサイトとして、
 問合せは一通りの方法ではなく、様々な手段を用意して、
 わかりやすく明記して下さい。

 また、たくさんの人にチェックしてもらい、ユーザーの反応も探り、
 改善することが必要です。

 本日はここまで。
 次回は、【7ウェブコンテンツに関する要件 7.1知覚可能に関する原則】に
 ついてお伝えします。

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【編集後記】
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 2013年5月22日、Googleのペンギンアップデートが実施され、
 検索の2.3%に影響したと発表がありました。

 管理サイトを毎日チェックしていると、
 普段より大きな順位変動があるので、すぐに気が付きました。

 基本的にはスパムを排除する取り組みですが、
 何らかの影響を受けて下がったサイトがあったり、
 他サイトが下がったことで上がったサイトがあったり、
 理由は様々です。

 より健全なサイトが上位表示されるようにということではありますが、
 商用サイトで少しでも上位表示させようと取り組みをしている以上、
 プラスにもマイナスにも影響することはあり得ます。

 順位変動のリスクを0にすることはできませんが、
 できるだけ影響されないような充実したコンテンツを用意し、
 健全なリンク対策が必要ですね。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

要望の送信フォームを提供する【6.5保守・運用 6.5.2フィードバックによる意見の収集】

【2013.4.23】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 もう4月の末だというのに寒さが戻ってきて、コートが必要ですね。

 ゴールデンウィークには、暖かい陽気に囲まれて、
 半袖で過ごしたいものです。

 4月から新しい環境でスタートした方も
 そろそろ慣れてきたころではないでしょうか。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■要望の送信フォームを提供する
 【6.5保守・運用 6.5.2フィードバックによる意見の収集】

 本日は、6.5保守・運用 6.5.2フィードバックによる意見の収集に
 ついてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ一式の責任者は、ウェブアクセシビリティの取り組みに対する
 利用者の意見を収集する手段を用意し、利用者からの意見を
 ウェブコンテンツのアクセシビリティの確保・向上に
 いかさなければならない。」

 以上のことは、ウェブアクセシビリティにおいてだけでなく、
 サイトの使い勝手なども含めたウェブサイト運営全体の
 意見をユーザーから広く収集し、サイトに反映させるには必要な取り組みです。

 よく見られるのが、意見・要望を送信できるフォームを提供して、
 より良い意見はスピーディにサイトに反映することで、
 ユーザーの利便性の向上を図ることができ、また、ウェブアクセシビリティの
 確保・向上にも役立ちます。

 小規模サイトの場合、不具合があったり、改善した方がよい意見があっても
 わざわざユーザーが連絡してくれること自体が少ないこともあり、
 指摘いただけた場合は貴重な声として、できるだけ早くサイトに
 反映できるのが良いです。

 商用サイトの場合、基本的にはお問い合わせフォームを備えていることが多いので、
 アクセシビリティの取り組みについても意見を言っていただけるように
 わかりやすく誘導すると良いですね。

 本日はここまで。
 次回は、【6.5保守・運用 6.5.3アクセシブルな問合せ手段の提供】に
 ついてお伝えします。

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【編集後記】
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 以前から外部リンクが特に重要とされているGoogleの検索エンジンですが、
 最近では、内部もかなり見ているとのことで、内部に力を入れる
 サイトも多くなってきていることと思います。

 検索エンジンに嫌われる内部構造ではなく、好かれる内部構造へ。

 htmlの構造、タグの書き方・数、テキストの書き方、画像の置き方、
 リンクの貼り方、キーワードの書き方・数など細かい部分は
 たくさんありますね。

 たくさんの成功や失敗を積み重ねて、良さそうな情報は
 試していき、自分なりのやり方を決めて、
 日々進化させていく必要がありますね。

 試行錯誤の繰り返しで手を加えていき、一番大切なコンテンツの充実は
 常におこない、wordpressなどのシステムを使って、効率的に
 サイト更新をおこなっていくと良いです。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

ウェブコンテンツを保守・運用するときの注意点【6.5保守・運用 6.5.1アクセシビリティの品質確保】

【2013.3.26】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 3月の中旬ころから急に暖かくなって、東京では
 桜の満開を迎えたところも多いようです。

 京都の桜はこれから咲きはじめで、
 今週末か来週あたりは観光の方たちで混雑しそうです。

 暖かくなってくると過ごしやすくていいですね。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■ウェブコンテンツを保守・運用するときの注意点
 【6.5保守・運用 6.5.1アクセシビリティの品質確保】

 本日は、6.5保守・運用 6.5.1アクセシビリティの品質確保に
 ついてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ一式の責任者は、ウェブコンテンツを保守・運用
 するときには、ウェブアクセシビリティの品質を確保し、
 維持・向上に努めなければならない。」

 制作の段階で達成基準を満たすようにしなければならないと規定されていますが、
 制作後の情報の追加、更新があった場合においても、
 ウェブコンテンツのアクセシビリティの品質が維持・確保されているか
 検証し直すことが望ましいとされています。

 同じ担当者であっても日々更新していくたびに制作当初とは
 違う流れで更新してしまったり、担当者が変わって、更新の仕方が
 変わっていったり、サイトを運用する場合、責任者が主に管理して、
 サイトのクオリティと同様に、アクセシビリティの確保も
 常に検証して維持しなければなりません。

 せっかく制作当初はうまくいっていたサイトも更新していくたびに
 品質が落ちていくようでは問題ですので、責任者がクオリティの
 維持はもちろんのこと、向上にも務めるべきとされています。

 本日はここまで。
 次回は、【6.5保守・運用 6.5.2フィードバックによる意見の収集】に
 ついてお伝えします。

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【編集後記】
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 2013年1月のGoogle パンダアップデートからおよそ2ヵ月、
 3月15日~18日ころにパンダアップデートを実施する予定と聞いて、
 1月に変動があったサイトが元に戻るかもしれないと期待したところでした。

 ところが、今後はメインのアルゴリズムに統合され自動更新
 されていくようで、最近、お決まりだったアップデートの告知と
 一気に変動が起こることはなくなるようです。

 そのため、常にゆるやかな変動は起こっていると考えて、
 日々対策していくしかなさそうです。

 Googleに質の低いサイトと判断されないように、
 内部対策や外部対策などテクニック的なこともやりつつ、
 ユーザーに有益な質の高いサイトとなるように、
 日々、管理し続けていきましょう。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

達成基準が満たされていることを検証しなければならない【6.4検証】

【2013.2.26】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 寒い冬ももうすぐ終わり、あと一ヶ月もすれば、暖かい春になります。

 インフルエンザ等も流行っていますので、風邪に十分気をつけて、
 お過ごしください。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■達成基準が満たされていることを検証しなければならない
 【6.4検証】

 本日は、6.4検証についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ一式の責任者は、ウェブコンテンツを制作・開発した後、
 対応する達成等級の達成基準が満たされていることを検証しなければならない。」

 前号では、達成基準を満たすように、
 ウェブコンテンツを制作・開発しなければならないとお伝えしましたが、
 今号は、制作後に検証しなければならないとしています。

 サイト責任者が達成基準を満たすように制作し、検証する。
 文字通りの意味のため、今月は細かい解説は特にありません。

 本日はここまで。
 次回は、【6.5保守・運用】についてお伝えします。

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【編集後記】
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 2012年12月に発売されたkindle fireを発売日に購入しましたが、
 Amazonの電子書籍専用端末として、読みやすくていいですね。

 不満は、まだまだ書籍数が少ないので、読みたい本のkindle版が少ないことで、
 kindle版がある中から読みたい本を探している状態です。

 iPhone5はパソコンやipadのテザリングも使えて、
 画面は小さいですが、Twitterやfacebook、
 メルマガ、ブログ、ニュース等情報収集にはとても便利です。

 それぞれの端末の良さを生かして利用していますが、
 iPhoneのテザリング解禁により、いつでもどこでもネットが使えて、
 パソコンでも仕事ができて、空き時間はサッと情報収集もできて、
 ビジネスマンにはスマホは必須のアイテムとなりましたね。

 さて、最近の検索エンジンの動向ですが、1月末から
 小刻みに変動が続き、2月の初めにはページランクの更新もあり、
 気を抜けない状態が続いています。

 キーワード比率をチェックして内部対策をおこない、
 アンカーテキストの比率をチェックして優良なリンクを増やす外部対策も
 強化したり、細かな取り組みが必要になってきているSEOは、
 一つ一つ効果検証も重要です。

 何もしなければ変わらないので、少しずつでも対策を行い、
 効果検証を行い、結果を出していくことをお勧めいたします。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

達成基準を満たすようコンテンツを制作・開発しなければならない【6.3制作・開発】

【2013.1.22】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 1月に入り、寒い日が続きますね。
 お正月も開け、本格的に仕事が動き出す時期です。

 2013年も新しい目標を立てて、頑張っていきましょう。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■達成基準を満たすようコンテンツを制作・開発しなければならない
 【6.3制作・開発】

 本日は、6.3制作・開発についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ一式の責任者は、箇条7の対応する達成基準を満たすように、
 ウェブコンテンツを制作・開発しなければならない。」

 注意書きにあるように、達成基準を満たすために用いる技術や実装方法は、
 W3Cが公開している解説「Understanding WCAG2.0」を参照するとしています。
 http://www.jsa.or.jp/stdz/instac/commitee-acc/W3C-WCAG/WCAG20/UNDERSTANDING-WCAG20/index.html

 また、実装方法を独自に開発してもよいですが、利用者が使用する
 ブラウザなどを用いて、問題なく利用であることを確認できた場合に限るとしています。

 各達成基準を満たすために、W3Cの「Understanding WCAG2.0」も読み込み、
 制作・開発することが求められていることになります。

 上記、日本語の解説ページもありますので、ご覧ください。

 本日はここまで。
 次回は、【6.4検証】についてお伝えします。

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【編集後記】
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 2013年1月17日にも、Google検索エンジンの変動があったようで、
 弊社管理サイトでも影響を受けたサイトがありました。

 いくら安定して、常時、希望のキーワードで上位表示されていても、
 このように頻繁に順位変動があると、評価基準が変わることで、
 順位が上がることも下がることも起こりえます。

 順位が下がって集客や売上にも大きな影響を受ける場合は、
 常に競合サイトの内部、ページ数、被リンクなどの細かい状況も
 把握しておいた方が良さそうです。

 または、メインキーワードのSEO以外の集客・マーケティングも備えておき、
 順位が戻るまででも売上にあまり影響を与えないような仕組みも整えておく
 必要がありそうです。

 最近のGoogleSEOは、上位表示は難しく、ずっと安定させることも難しいと
 言えそうです。いつでも安心することなく、サイトに磨きをかけ続けることを
 おすすめします。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

ユーザエージェントを想定し確認【6.2設計 d)検証に用いるユーザーエージェント】

【2012.12.25】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 年末にさしかかり、自宅や会社の大掃除など
 あわただしくなってきていることと思います。

 年を重ねるたびに、一年が早く感じてきています。
 来年も一日一日を大切に、濃密な日々を過ごしていきたいものです。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■ユーザエージェントを想定し確認
 【d)検証に用いるユーザーエージェント】

 本日は、先月の続き、6.2設計 d)についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「信頼できる検証結果を得るため、利用者が実際に使用する
 ユーザエージェントを想定しておくことが望ましい。

 ここで想定したユーザエージェントを用いて、
 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法が
 実際に利用者にとって利用可能であることを確認したり、
 利用者試験(ユーザテスト)による検証で用いたりすることができる。

 決定した設計条件を文書化することが望ましい。
 また、設計条件を検討した結果、企画段階で策定した
 ウェブアクセシビリティ方針の変更が必要となった場合、
 ウェブアクセシビリティ方針を変更し、文書化しなければならない。」

 ウェブサイトにアクセスするためのユーザエージェントの
 一つとして、ウェブブラウザがありますが、
 ウェブブラウザの中でも、アクセス解析で見ると判る通り、
 主要なものは以下のようなブラウザがあります。

 ・Internet Explorer
 ・Firefox
 ・Google Chrome
 ・Safari

 現在では、スマホの普及もあり、閲覧ブラウザは多様化しております。
 上記のブラウザ以外でも音声ブラウザやテキストブラウザなど、
 様々なユーザーエージェントを想定して、確認・検証することが
 求められております。

 設計条件を文書化して、必要に応じて変更することも
 求められておりますので、日々検証結果に応じた
 見直しが必要ですね。

 ウェブサイトのアクセス解析等を確認し、主要なブラウザをはじめ、
 ユーザーはどのようなブラウザを使っているのか把握して、
 チェックすることは大事になってきます。

 ブラウザによって表示の仕方が異なることもあるので、
 制作・運営者にとってはチェック作業が増えることで、作業工程が増え、
 大変ではありますが、怠らずにチェック・改善をしていってください。

 本日はここまで。
 次回は、【6.3制作・開発】 についてお伝えします。

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【編集後記】
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 Googleエンジンについて、12月中旬に大規模な変動、
 下旬にパンダアップデートが起こったようで、
 年末に向けて順位変動もあわただしいですね。

 今年の後半は特に変動が多い年でしたが、
 弊社管理サイトは、比較的影響を受けずに安定しているサイトが多いです。

 小手先だけのやり方にとらわれずに、長期的な取り組みを
 コツコツと進めていくことが肝心ですね。

 来年の検索エンジンの状況も大変そうです。
 来年も長期的なSEO、ロングテールSEO、PPC広告、SNSの活用など、
 様々な集客ツールを駆使して、ウェブサイトを活かしていきたいものです。

 当メルマガの読者の皆様、本年もありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いおとしを!

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 それでは、また来月お会いしましょう。

アクセシビリティを低下させないツールを選定【6.2設計 c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】

【2012.11.27】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 京都は観光シーズンに入り、特に東山や嵐山などをはじめ、
 京都駅前も混雑しています。

 仕事はバイク移動ですが、普段より混雑しているので、時間に余裕をもって
 移動する必要があるため、この時期は時間に遅れないように注意しています。

 京都に来られる方は、紅葉をゆっくりと楽しんでください。

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 ■アクセシビリティを低下させないツールを選定
 【c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】

 本日は、先月の続き、6.2設計 c)についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「情報を制作、追加または更新するときにアクセシビリティを
 低下させないように、達成基準を満たすことを補助する機能をもつ
 オーサリングツール(ウェブページ作成ソフト、コンテンツ管理システム、
 ブログなど)を選定することが望ましい。」

 具体例として以下が挙げられています。

 ・画像を追加した場合、代替テキスト(alt属性)を入力するように
  促すコンテンツ管理システムを利用する。

 ・アクセシビリティに配慮したテンプレートを事前に作成しておき、
  更新・管理の負担を軽減する。

 無料のポータルブログを利用する場合などは、
 システムが決まっている場合が多く、htmlコードや仕様など
 提供業者によって、アクセシビリティに問題のあるブログもあります。

 一からコードを書く場合やwordpressなどのコンテンツ管理システム兼、
 ブログシステムを利用する場合は、既存のテンプレートを使わず、
 独自でテンプレートを作っておけば、アクセシビリティにも配慮した
 サイトに仕上げることもできます。

 このように、初期制作においても、制作後の更新管理においても、
 一定のレベルをクリアしたテンプレートを利用して、指針に基づいた
 運用をおこなっていけば、常にアクセシビリティに配慮したサイトとして
 保守・運用が可能です。

 初期制作、毎日の更新管理に使うツール、指針、人材を決定し、
 一定のやり方で管理していく必要がありますね。

 本日はここまで。
 次回は、【6.2設計 d)検証に用いるユーザーエージェント】
 についてお伝えします。

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【編集後記】
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 今年にはいって、最近、特にGoogleの順位変動が激しいですね。

 先週にも変動があったところですが、
 今月11月下旬から12月上旬にかけて大規模なアップデートが起こるとの
 発表があったとかで話題です。

 特に今年の4月あたりからSEOのやり方、アドバイスの仕方なども
 変えており、かつてから言われていることですが、以下の3点が重要ですね。

 1.ページを更新する
 2.ページを追加する
 3.優良な被リンクを増やす

 上記3点において、それぞれ取り組み方はピンからキリまであります。

 ・適当な1~2文程度のブログを更新してページを増やしたり、
 ・コンテンツ内容を使いまわしたり、
 ・とにかく相互リンクを増やしたり、
 ・無料リンクを増やしたり、
 ・適当なサイトからリンクしたり、
 これまでは以上のようなことでも効果が出ることもありましたが、
 今後はこんなことはやめて、真っ当にいきましょうということです。

 1.ページを更新する(できれば毎日、少なくとも週に一回程度)
 2.ページを追加する(およそ400文字以上1000文字程度)
 3.優良な被リンクを増やす(ディレクトリ登録など)

 Googleも正当に評価するユーザー本位のサイトにするため、
 上記の()の内容を意識して3点をコツコツおこなっていくことで、
 順位変動にも動じない、優良なサイトへと仕上がっていくことと思います。

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達成基準を満たせるか確認する【6.2設計 b)使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】

【2012.10.23】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 もうすぐ11月、京都は紅葉の綺麗な時期です。

 先日、とある紅葉スポットランキングでは、
 なんと地元金沢の兼六園が1位でした。

 毎年散策に行っている嵐山は7位。

 今年は嵐山に加えて、別の場所へも
 紅葉見学に訪ねてみようと思います。

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 ■達成基準を満たせるか確認する
 【6.2設計 b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】

 本日は、先月の続き、6.2設計 b)についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブコンテンツに使用する技術、及び各達成基準に適合するための
 実装方法を明確にしなければならない。

 達成基準を満たすためには、使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法が
 実際に利用者にとって利用可能であることを確認しなければならない。

 例えば,仕様上は定められているがユーザエージェント
 (ウェブブラウザなど)がサポートしていない方法で実装しても、
 達成基準を満たしているとはいえない。

 使用するウェブコンテンツ技術の実装方法が達成基準を満たすことが
 できるかどうかを確認することは、設計・開発する者の責任である。」

 サイト運営において、ユーザーからの声を聞いて、
 迅速にサイトに反映するなど、改善点を実装することは必要な取り組みです。

 これを具体的に吸い上げる方法として、高齢者や障害者を含む利用者に
 直接サイト閲覧テスト等に参画していただき、
 どのようにウェブを利用しているかを把握したり、公開前のコンテンツを
 実際に利用してもらって問題を抽出したりして、サイトへ反映させることで、
 ウェブコンテンツが達成基準を満たしているか、より明確になります。

 実際のサイトを高齢者や障害者の方に利用していただき、
 利用可能である技術・実装方法を確認したあとに、
 サイトに適用することが必要ですね。

 本日はここまで。
 次回は、【6.2設計 c)制作及び開発に用いるオーサリングツール】
 についてお伝えします。

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【編集後記】
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 これまでこのメルマガのタイトルにもしていた
 「SEO効果の高いアクセシビリティ対策」ですが、
 だんだんずれてきているので、内容からは削除いたしました。

 XHTML、CSSの組み合わせで、無駄のない綺麗なhtmlコードで構成して
 各ページタイトルやh1などはもちろんのこと、
 テキストで画像のalt、リンク先のタイトル、各見出しやパンくずリストなどに
 キーワードをできるだけ丁寧に書くことにより、
 上位表示される時期がありました。

 そんな時期にメルマガを開始したこともあり、
 アクセシビリティ対策をおこなうことが、SEO対策として、
 目的のキーワードでも上位表示されますということを伝えていたのですが、
 現在では、あまり繋がりがなくなってきたと感じます。

 閲覧ユーザーにとって自然な文章でコンテンツを書き、
 鮮度の高い情報発信に努め、優良なサイトからのリンクを
 増やしていくことで上位表示に貢献する。

 以前まではSEOをいかにもやっていますというサイトが上位表示されていましたが、
 過剰な対策は嫌われ、真面目にコツコツやってきた方が報われ、
 商用サイトにおいては、どれだけ自然を装い、対策を行うかといった
 難しいSEOになっていることも事実です。

 ペナルティや過剰なSEOによる順位下落に注意して、
 誠実に、SEOを含めた集客に取り組んでいってください。

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コンテンツ制作・開発に必要な設計条件を決定【6.2設計 a) 適用する達成基準】

【2012.9.25】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 毎年、秋分の日を過ぎるとやはり朝晩は冷えますね。

 真夏と同じ格好をしていたら、風邪をひいてしまいます。
 昼暑く、朝晩寒いので、着脱できる長袖を用意しないといけません。

 秋の風邪には十分気をつけてください。

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 ■【6ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件
 6.2設計 a) 適用する達成基準】

 6.2設計のJIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ウェブページ責任者は、設計段階において
 ウェブアクセシビリティ方針に沿ったウェブコンテンツを
 制作・開発するために必要な設計条件を決定しなければならない。

 設計条件には次の事項を含める。
 a) 適用する達成基準
 b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法
 c) 制作及び開発に用いるオーサリングツール
 d) 検証に用いるユーザエージェント」

 上記のa.b.c.d.の4つの事項のうち、
 今月は、「a) 適用する達成基準」についてご説明します。

 a) 適用する達成基準のJIS規格の説明部分については、
 以下の通りです。

 「制作するコンテンツに適用する達成基準を、
 目標とするアクセシビリティ達成等級に含まれる達成基準から
 選択しなければならない。」

 例えば、動画が含まれないコンテンツにおいては、
 動画に関する達成基準を適用する必要がないといったことが
 挙げられ、それぞれのサイトの目標にあった
 達成基準から選び出して、決定しておくと良さそうです。

 目標としないアクセシビリティ等級であっても、
 対応できる場合は、要件として定めておくことも良さそうです。

 まずは達成等級に含まれる達成基準から、
 選んで明確にし、目標・要件を決定しましょう。

 本日はここまで。
 次回は、【6.2設計 b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】
 についてお伝えします。

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【編集後記】
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 最近の検索エンジン事情として、Googleパンダアップデートや
 ペンギンアップデートなど、細かなアルゴリズムの変動が起こっていますね。

 簡単にお伝えすると、以下の2点です。

 1.質の低いサイトの評価を下げる

 2.過剰SEOサイトの評価を下げる

 しっかりとユーザーに有益な情報を更新して発信し続け、
 SEO目的だけのページ追加、調整、リンクの追加は慎みましょうということです。

 「ユーザーが求めるサイトを検索結果に表示すること」

 より、上記の目的に沿うように、アルゴリズムが日々変わっております。
 これらの変動のために、意図せずペナルティを受けたり、順位が下がったり
 恩恵を受けるどころか問題が発生しているサイトが多くなってきているようです。

 最近のGoogleのアップデート、ペナルティの様子を見ていると、
 SEOという作業は最低限に留めて、日々、情報発信に努めて、
 長期的に評価されるサイトにしていくことがより一層必要になってきていますね。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

方針を策定し、文書化【6ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件 6.1企画】

【2012.8.28】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 まだまだ京都は暑いです。
 あと一カ月もすれば肌寒くなると思うと夏ももうすぐ終わり、
 淋しい気もしますね。

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 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■方針を策定し、文書化【6ウェブアクセシビリティの確保
 ・向上に関する要件 6.1企画】

 今回のJIS規格の説明部分については、おおよそ以下の通りです。

 企画段階においてウェブページの責任者は、
 ウェブアクセシビリティ方針を策定し、文書化しなければならない。
 ウェブアクセシビリティ方針に、目標とするウェブコンテンツの
 アクセシビリティ達成等級を含まなければならない。

 上記、引用説明文の通り、ウェブアクセシビリティ方針は、
 目標とするアクセシビリティ等級を含んだものにし、
 ウェブサイト上で公開することが求められています。

 まずは、方針を作成し、サイトに掲載することから
 始めてみてください。

 本日は簡単ですが、ここまで。
 次回は、【6ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件
 6.2設計】についてお伝えします。

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【編集後記】
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 最近では、
 1.地域キーワードSEO
 2.ロングテールSEO
 3.地域を絞ったPPC広告
 以上の3点でサイトへ集客し、反応を得ているクライアントサイトが
 増えております。

 特に、コンテンツを重視してきているGoogleのエンジンを考えても、
 Wordpressでコンテンツを随時更新していき、ロングテールSEOで
 細かいキーワードを拾っていくことは今後のウェブマーケティングに
 おいて重要なことです。

 更新システムを入れていない顧客サイトへは、特にお勧めしており、
 自社で有益な情報を更新し続けることが現在のサイト運営では
 必須の取り組みですね。

 皆様も是非、自社で更新できる環境を整えて下さい。

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 それでは、また来月お会いしましょう。

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