GoogleアナリティクスでYahooプロモーション広告の成果を測定

サイトへのアクセスの分析するツールは、GoogleのAnalyticsが有名ですが、通常の状態では、Yahooのプロモーション広告からのアクセスを判別して、計測することが出来ません。

Yahoo!の検索結果からのアクセスは、通常の検索結果からのアクセスも、広告経由のアクセスも全て、オーガニックとして扱われるため、Googleアナリティクス内では「yahoo / organic」の項目に計測されてしまいます。

measureCpc

有料広告からのアクセスを個別に計測するには

Yahooプロモーション側で、広告の設定をする際のURLを、適切なパラメータを付与したURLに設定します。

URLの生成は、Googleの「URL 生成ツール」を利用します。

このツールを使えば、広告側で設定するURLを自動で生成してくれるので、そのURLをコピーして広告側に設定すれば、広告経由のアクセスを正確に計測、分析することが可能になります。

URL 生成ツール

パラメータとは?

http://revonet.co.jp?p=100を例にすると、「?」以降がパラメータになります。
p」がパラメータ(変数)の名前、「100」がパラメータの値になります。

GoogleのURL 生成ツールの使い方

URL 生成ツールにアクセスし、サイトURLなど必要な情報を入力し、送信ボタンを押します。

ウェブサイトの URL * 例:https://plus.revonet.co.jp
キャンペーンのソース * 例:utm_source=yahoo
キャンペーンのメディア * 例:utm_medium=cpc
cpcは小文字で設定する必要があります。
キャンペーンのキーワード 広告のキーワードで切り分けて計測する際に指定
例:utm_term=ランニング+シューズ
キャンペーンのコンテンツ コンテンツのABテストなどを切り分ける際に指定
例: utm_content=logolink または utm_content=textlink
キャンペーン名 * 例:utm_campaign=mobile-friendly

スクリーンショット 2015-04-14 17.45.53

送信ボタンの下に生成されたURLが出力されるので、URLをコピーして広告のURLに設定すれば、完了です。

モバイルフレンドリーは本当に必要か!?

モバイルフレンドリーの検索数が急増

mobile-friendly-graph

先日、Googleが「モバイルフレンドリー」かどうかを検索結果の順位決定要素として、使用することが公式に発表されました。
それにともない、「モバイルフレンドリー」という言葉の検索数が急増しています。

モバイルフレンドリーとは、ホームページをモバイル端末(スマートフォンや携帯電話など)での表示に最適化することを意味します。

つまり、モバイル端末に最適化されていないホームページは、4月21日以降、モバイル端末からのGoogle検索のランキングが下がるということです。

モバイルフレンドリーについて

検索結果をもっとモバイル フレンドリーに

パソコン用のホームページだけじゃダメ?

スマホが普及する以前は、ネットビジネスをする上では、スマホ用のサイトなど無く、パソコン用のホームページさえあれば、OKという状況でした。

しかし、スマホが普及した今では、スマホサイトの重要性が強まっています

パソコン用のホームページだけでなく、スマホにも対応したホームページが必要な理由をGoogleが発表しているデータを元に、いくつかご紹介していきます。

7割以上のモバイルユーザーが検索エンジン経由で買い物をする

mobilefriendly7

Google ウェブマスターコミュニティでの発表によると、モバイル端末を利用する消費者のうち、74%のユーザーは、買い物をする時に検索エンジンを利用します。

そのため、モバイル端末でアクセスするとエラーをするようなサイトはもちろん、スマホで見づらいような文字サイズのサイト、タップ出来ないようなサイズのリンクやボタンが使用されているようなサイトは、スマホユーザーを逃し、売上機会を逃してしまうということになりかねません。

Google ウェブマスター コミュニティ

PCが使える場所でもモバイルからの検索するユーザーは多い

mobilefriendly9

インターネットで調べ物をする時、スマホは画面が小さいので、外出時などパソコンが使えない環境を除き、家や職場などでは、一般的にパソコンの方が優先して使われると思っていませんか?

自社のサービスや商品についても、「自分ならスマホじゃなく、PCから購入する」、「自分ならPCから問い合わせする」などと、勝手に決めつけていませんか?

スマホなどのモバイル端末は、外出中だけに使われるわけではありません。モバイル検索のうち、77%の検索は、自宅と職場で発生しているそうです。

つまり、PCが近くにあり、すぐにパソコンからネット検索が出来る環境でも非常に多くのユーザーがモバイル端末を優先して利用し、検索をしているということです。

Google ウェブマスター コミュニティ

モバイルフレンドリーでないサイトはファンを減らしている

mobilefriendly4

Googleの発表によると、50%のユーザーは、たとえ、そのサービスを気に入っていたとしても、サイトが、モバイルフレンドリーになっていないなければ、利用する頻度が低くなるといっています。

このデータから、サービスや商品を気に入ってくれたユーザーを逃さない(頻繁に利用してもらう)ためには、モバイルフレンドリーであることが非常に重要な要素だと言えます。

Google ウェブマスター コミュニティ

レボネットではモバイルフレンドリーなホームページ制作をオススメします

今回、ご紹介したデータや、Googleがモバイルフレンドリーを検索ランキングの要素に使用することなど、今後も、ますますモバイルフレンドリーの重要性は高まっていくと思われます。

そのため、弊社でもスマホユーザーの利便性を改善するためにモバイルフレンドリーなホームページ制作が重要と考えております。

弊社では、レスポンシブWEBデザインによるモバイルフレンドリー対応をオススメしております。

レスポンシブウェブデザインは、一つのHTMLファイルとCSSファイルのみで、スマホだけでなく、PC、タブレットなど、あらゆるデバイスに対応可能なホームページ制作方法です。

内容 レスポンシブ オススメ 同一URL・別HTML 別URL・別HTML URL PCと同一 PCと同一 PCと異なる HTML PCと同一 PCと異なる PCと異なる CSS PCと同一 PCと異なる PCと異なる ユーザーエージェント取得 不要 必要 必要 リダイレクト 不要 不要 必要 サイト管理の手間 ワンソースなのでサイト管理の手間が少ない。PCサイトのみを管理するのとほぼ同等。 コンテンツが増えるごとにスマホ用HTMLを別途作成。HTML切り替えの設定が必要。 コンテンツが増えるごとにスマホ用HTMLを別途作成、アップロードなど、作業量は一番多い。

モバイルフレンドリー対応、レスポンシブ・ウェブデザインをご検討中の方は是非、一度、ご相談ください。

前景と背景を区別しやすくする【7.1.4 識別可能に関するガイドライン】

【2014.11.25】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 先日、毎年紅葉の時期に通っている嵐山へ行ってきました。
 今年は祇王寺、大覚寺の散歩コースを巡り、その後に観光客で
 いっぱいの渡月橋へ。

 今年の京都の紅葉の時期は例年より早いようで、
 大覚寺は盛りの時期だったので、とても綺麗でしたよ。

 来年は別のスポットへも行ってみたいですね。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■前景と背景を区別しやすくする
 【7.1.4 識別可能に関するガイドライン】

 本日は、7.1.4 識別可能に関するガイドラインについてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「コンテンツを、利用者にとって見やすくしたり聞きやすくしたりする。
 これには、前景と背景とを区別することも含む。」

 このガイドラインは、特に視覚または聴覚などに障害のある利用者にとって、
 デフォルトの表現をできるだけ知覚しやすく、前景の情報と背景の情報を
 区別しやすくすることに重点を置いています。

 視覚または聴覚などに障害のある利用者には、前景と背景の情報を
 区別することがかなり困難であることから、このガイドラインが定められています。

 このガイドラインを達成するための実装方法は以下のとおりです。

 ・背景色とテキスト情報の配色のコントラストを十分につける

 ・読みやすいフォントを使う

 ・聴覚賞のある方に配慮して、音声による表現については、
  前景音が背景音よりも十分に大きく区別しやすくするために差違をつける

 以上を考慮して取り組みんでみてください。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.4.1 色の使用に関する達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 2014年も残りあと1ヶ月ちょっと。
 今年のGoogle変動はもうないようなので、年末の忙しい時期に
 ばたばたしないですみますね。

 来年の年明け以降の変動に向けて、順位を上げたいサイトは、
 コンテンツを充実させて、順位が上がっているサイトは
 影響を受けないように、コツコツと充実させる。

 どちらの場合もサイトに手を入れて、充実させていくことが大事で、
 それが順位に繋がり、集客に繋がり、商用サイトではビジネスに繋がります。

 年末の忙しい時期も欠かさず毎月コツコツをサイトに手を入れていきましょう。

感覚的な特徴だけで提供しない【7.1.3.3 感覚的な特徴に関する達成基準】

【2014.10.28】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 秋が深くなってきましたね。京都はあと1ヶ月ほどで紅葉シーズンです。
 今年もあと2ヶ月ほど、紅葉観光の後は年末を迎えて年越しまで、
 あっという間に過ぎそうですので、1日1日を大事に過ごしたいですね。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■感覚的な特徴だけで提供しない
 【7.1.3.3 感覚的な特徴に関する達成基準】

 本日は、7.1.3.3 感覚的な特徴に関する達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「コンテンツを理解し操作するための説明を、
 形、大きさ、視覚的な位置、方向又は音のような、構成要素がもつ
 感覚的な特徴だけで提供してはならない。

 注記1 色に関する要件は、7.1.4が対応している。
 注記2 この達成基準は、等級Aの達成基準である。」

 この達成基準を満たすことで、例えば、全盲の方の場合、
 「円いボタン」や「右のボタン」などと記載したコンテンツについて、
 形や位置を理解できないことがあります。

 形や位置などを用いて情報を提供することは、
 認知能力が低下している方にとっては、わかりやすくて
 効果的な手法となります。

 そのため、「円いボタン」などの形を用いて情報を提供することに
 加えて、補足の情報を提供することで、
 全ての利用者にコンテンツを理解できるようにすることが求められております。

 まずは、現在のサイト内で、形、色、位置などで表現されている
 箇所を探して、そのような感覚的な表現以外の情報も提供して、
 改善してみてください。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.4 識別可能に関するガイドライン】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 1週間前位からペンギンアップデートが実装されましたね。

 今回の影響は全体の数%程度のようですので、久しぶりの更新の割に
 大きな変動は起きなかったみたいです。

 弊社管理サイトにおいても、影響を受けたと思われるような
 サイトはありませんでした。

 ディレクトリ登録をはじめ、有料リンク対策が難しくなり、
 商用サイトのリンク取得は厳しいものになってきております。

 商用サイトであってもサービス紹介・商品紹介・会社概要だけでなく、
 ユーザーが求める情報ページの提供が必要となってきました。

 コンテンツSEOを行う場合は充実した情報ページが必須の流れになり、
 PPCなどの広告で集客する場合は情報提供のページがなくても
 集客して反応を得ることはもちろん可能です。

 サイトの充実をコツコツ行うことは重要ですが、今やっている
 作業は何のためにやっているのか、しっかりと整えて計画的に
 取り組んでいくことが必要ですね。

読み上げ順序を考慮する【7.1.3.2 意味のある順序に関する達成基準】

【2014.9.23】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 今年の夏は例年に比べて寒いですね。
 9月は朝晩の気温と昼間の気温差が激しくて風邪をひきやすい時期です。

 秋になりかけの頃は毎年のように風邪をひいているので、
 今年は風邪をひかないようにしっかりと予防をしたいと思います。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■読み上げ順序を考慮する
 【7.1.3.2 意味のある順序に関する達成基準】

 本日は、7.1.3.2 意味のある順序に関する達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「コンテンツが提供されている順序がその意味に影響を及ぼす場合には、
 正確な読み上げ順序はプログラムが解釈可能でなければならない。

 注記1 正確な読み上げ順序とは、コンテンツの意味を変更せずに
 単語及び段落が提示される順序である。

 注記2 この達成基準は、等級Aの達成基準である。」

 この達成基準を満たしていないコンテンツの場合、
 提供者が意図する順序で利用者がコンテンツを解釈することができず、
 混乱することがあります。

 例えば、スタイルシートを使って見た目の位置を変更していて、
 音声読み上げの順序が変わってしまっていたり、
 テーブル(table)を使ってデザインをして意図する表示と違う順序で
 読み上げてしまうことがあります。

 以上のような点に注意して、この達成基準を満たすことで
 特にコンテンツを音声として読み上げるような支援技術に依存している
 利用者に役に立ちます。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.3.3 感覚的な特徴に関する達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 8月末にペンギンアップデートのテスト的な動きがあって、
 すぐに元に戻りましたが、2014年の年内には正式に実装されるようです。

 主にリンクスパム排除のアップデートですが、
 検索順位に大きな変動を受けることは間違いないでしょう。

 現在の管理サイトのさらなる上昇を期待して、日々取り組んでおりますが、
 下落した時には対応が大変ですね。

 楽しみでもあり、不安でもある日々。

 順位がなかなか上がってこないサイトは、これを機に上昇することを
 期待しています。

まずは送信フォームを見直す【7.1.3.1 情報及び関係性に関する達成基準】

【2014.8.26】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 例年に比べて雨の多い8月となっていますね。
 過ごしやすい日々が多いのはいいことですが、
 夏らしい暑くて天気が良い日が続いてほしいものです。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■まずは送信フォームを見直す
 【7.1.3.1 情報及び関係性に関する達成基準】

 本日は、7.1.3.1 情報及び関係性に関する達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「表現を通じて伝達されている情報、構造及び関係性は、
 プログラムが解釈可能でなければならない。
 プログラムが解釈可能にすることができないウェブコンテンツ技術を用いる場合は、
 それらはテキストで提供されていなければならない。

 注記 構造とは、ウェブページの各部が相互関係によって整理された有様、
 及び一連のウェブページが整理された有様である。
 注記 関係性とは、コンテンツの異なる部分間における意味のある関係のことである。
 注記 この達成基準は、等級Aの達成基準である。」

 今回の達成基準についての例を挙げるとすれば、
 必須項目のあるメール送信フォームが挙げられます。

 ”赤字の項目は必須項目です”とした場合、視覚的には解釈可能ですが、
 スクリーンリーダーなどの音声読み上げソフト利用している全盲の人にとっては
 色に依存した情報を読み取れない場合があります。

 そこで対応策としては、”赤字*(アスタリスク)は必須項目です”と
 表現するなどして、どの項目が必須なのか赤字の視覚情報だけでなく、
 他の情報でも判断できるようにします。

 または、”必須”というテキストを必須項目に設置するなど、
 テキストでカバーすることもできます。

 以上のように様々な利用者にとって閲覧出来るように配慮して、
 テキスト情報も合わせて提供する必要があります。

 まずはウェブサイトの送信フォームについて、チェックして、
 対応してみてください。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.3.2 意味のある順序に関する達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 8月23日の土曜あたりに大きなGoogle変動があったようで、
 調査に追われた方もいるかもしれません。

 ペンギンアップデートかと騒がれていましたが、25日ころには
 元の順位に戻り、アップデートのテストであったのではないかとも
 言われています。

 幸い、弊社管理サイトでは下がったサイトはなかったようで、
 だいたい元の順位に戻ったされる25日においても少々上昇した
 サイトも見られました。

 このような変動が起こると一喜一憂することにもなるので、
 日頃から影響を受けにくいサイトを目指して、コツコツ手を加えて
 サイトの充実に取り組んでいくだけですね。

全ての情報を全ての利用者が取得できるように提供する【7.1.3 適応可能に関するガイドライン】

【2014.7.22】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 梅雨の時期が終わり、本格的に暑い夏にはいってきましたね。
 暑さに負けず体調に気をつけながらばりばり頑張っていきましょう。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■全ての情報を全ての利用者が取得できるように提供する
 【7.1.3 適応可能に関するガイドライン】

 本日は、7.1.3 適応可能に関するガイドラインについてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「情報又は構造を損なうことなく、様々な方法(例えば、よりシンプルな
 レイアウト)で提供できるようにコンテンツを制作する。」

 今回の内容は、様々な環境の利用者の方に向けて
 配慮してコンテンツの準備をすることを求めています。

 情報コンテンツが特定の表現で提供されていれば、
 利用者によって必要な情報を得ることができない可能性がるため、
 全ての情報が全ての利用者に知覚できるように提供することを
 求めています。

 そのように全ての情報が様々な閲覧環境の方にソフトウェアを使って
 解釈でき、情報を得ることができる状態になっていれば、
 視覚、聴覚、触覚、その他の方法で取得が可能となります。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.3.1 情報及び関係性に関する達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 SEOを考える場合、SEOの順位と結果だけにこだわりすぎると、
 根本的なビジネスの目的とはずれてしまうことがあります。

 順位を気にして目的のキーワードで1位になるに越したことはないですし、
 集客、売上に貢献していればこだわるのはわかりますが、
 最終的な順位は検索エンジンににぎられている部分があり、
 ビジネスの目的がネットを使って集客して売上を上げることであれば、
 かけられる費用、労力、ペナルティや順位変動リスクなども全て考慮して
 判断しなければなりません。

 ネットビジネスを行う上ではSEOは重要な要素ですが、
 かけらる資源を考慮して、最大限努力して結果がだせるように
 取り組みたいものですね。

 SEO対策がどんどん難しくなってきている現在だからこそ、
 依頼される方も、対策を行う業者もそれらを考慮して結果を
 追求していく必要があります。

【7.1.2.9 ライブの音声しか含まないコンテンツの代替コンテンツに関する達成基準】

【2014.6.24】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 世間はブラジルワールドカップの真っ最中、試合が夜中と朝方のため、
 寝不足になりながら夜更かししたり、早起きして、
 試合を見てから仕事に向かっている人も多いかもしれません。

 サッカーを楽しみながら、日本代表を応援し、元気を分けてもらったら
 気合を入れて仕事もがんばっていきましょう。

 あとがない、明日の日本対コロンビア戦、良い結果が出ることを祈っています。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■訓練されたオペレーターが書き起こしテキストを提供
 【7.1.2.9 ライブの音声しか含まないコンテンツの代替コンテンツに関する達成基準】

 本日は、7.1.2.9 ライブの音声しか含まないコンテンツの代替コンテンツに関する
 達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「ライブの音声しか含まないコンテンツに対して、それと等価な情報を提示する、
 時間の経過に伴って変化するメディアの代替コンテンツを提供しなければならない。
 注記 この達成基準は、等級AAAの達成基準である。」

 録音・録画ではなく、リアルタイムで展開されるテレビ会議、ライブの音声、
 ラジオ情報などについて、音声を正確に理解して聞くことが難しい
 利用者も存在します。

 そこで、リアルタイムに展開されるライブ情報についても、
 しっかりと訓練された人間のオペレーターが、音声内容を聞き取り、
 少しの遅延のみでテキストで情報を提供したり、
 台本があるものであれば、予め書き起こしテキストを用意するなどの提供が可能です。

 実際の提供の仕方としては、台本があるような音声の場合は、台本へのリンクを
 提供することもあれば、書き起こしテキストを事前に用意することもあり、
 また、リアルタイムにテキストを提供するなど様々な方法があります。

 達成基準を満たしているかどうかは、しっかりと訓練されたオペレーターが
 書き起こしたかどうか、事前に用意した書き起こしテキストであれば、
 実際の音声内容に合致した内容であって、かけ離れた内容でなかったかなど、
 チェックする必要があります。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.3 適応可能に関するガイドライン】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 サイトのSEOを強化して、集客を増やし、売上をアップしたい、
 営業の中心をウェブサイト経由にしたいと考えたときに、
 抽象的な話ではありますが、”情熱”が必要になってきます。

 やりきる、という話にもなりますが、競合他社で既にネット経由で
 結果を出しているサイトがあったとしたら、どのようにして、
 そのサイトに並ぶことができるか、そのサイトと同様の順位、集客、反応を
 得ることができるか、必死に考えて、必死に取り組んでいく。

 法人がサイト運営にするにあたっては、何かしらの目的があって、
 結果が必要となる場合が多いので、その結果に導けるような労力と投資が必要です。

 売上を上げるということであれば、SEOだけにこだわる必要はないですが、
 中小企業がサイト上で集客して成果を出していくのであれば、SEOがうまくいくことは
 大きなプラスとなります。

 簡単ではありませんが、長い目で見て、情熱を持って、サイト運営に取り組み、
 SEOにも取り組んでください。

 日々、結果を出すための取り組み・サポートをさせていただいております。

情報をテキストで提供する【7.1.2.8 収録済みのメディアの代替コンテンツに関する達成基準】

【2014.5.27】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 2014年5月20日にGoogleからパンダアップデート4.0が
 発表されましたね。久しぶりの変動ですが、編集後記で詳しくお伝えします。

 最近は少しずつ暑くなってきて、もうすぐで梅雨入り、
 1ヶ月ほど雨の時期になりますね。

 過ごしやすい日々はもうすぐ終わりを迎えそうです。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■情報をテキストで提供する
 【7.1.2.8 収録済みのメディアの代替コンテンツに関する達成基準】

 本日は、7.1.2.8 収録済みのメディアの代替コンテンツに関する
 達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「すべての収録済みの同期したメディア及びすべての収録済みの
 映像しか含まないメディアに対して、時間の経過に伴って
 変化するメディアに対する代替コンテンツを提供しなければならない。
 注記 この達成基準は、等級AAAの達成基準である。」

 画面のキャプションについて、全く見ることができなかったり、
 視力が弱くて確実に読むことができない利用者、
 または、音声ガイドを全く聞くことができなかったり、
 聴力が弱くて確実に聞くことができない利用者に対して、
 テキスト形式で全ての情報を提供することにより、
 より十分なコンテンツが利用できるようになります。

 具体的には、以下の内容も含めてテキストで提供します。

 ・映像内の人物の動き・表情、現場の状況など
  視覚的な情報を十分に説明する。

 ・発話だけでなく、笑い声や映像内以外から聞こえてくる
  声や音など、全ての聴覚的な情報を十分に説明する。

 以上を実施することにより、音声ガイドだけの提供よりも
 多くの視聴覚的な情報を提供することができます。

 また、そのようにテキストで提供することによって、
 点字ピンディスプレイを使って情報を取得することも
 できるようになります。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.2.9 ライブの音声しか含まないコンテンツの
 代替コンテンツに関する達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 冒頭でもお伝えしましたが、2014年5月20日にGoogleから
 パンダアップデート4.0とペイデイローン・アルゴリズムの更新が
 同時に発表されたようで、最近では比較的大きな検索順位の変動が
 起こっています。

 ペイデイローン・アルゴリズムは特定の検索クエリをターゲットとした
 更新でスパム排除のための対策ですが、日本での影響は限定的なようです。

 また、パンダアップデートは、内容が薄くて低品質なコンテンツの評価を下げ、
 高品質なコンテンツを上位表示させる更新です。

 弊社管理サイトでも多少の影響が見られ、古いリンクの効果が高いと
 思われるけれども、ページ数や内容が少ない、コンテンツが薄いサイトが
 あったのですが、今回の変動で順位を下げました。

 対して、そこそこコンテンツを充実していっているサイトは
 あまり影響を受けませんでした。

 GoogleのSEOにおいて、外部リンクの施策が重要な指標であることは
 今でも変わりませんが、ペンギンアップデートの実施によって、
 その質が問われるようになりました。

 また、パンダアップデートによって、コンテンツの質を解析する仕組みが
 充実してきたことで、感覚的には、順位決定する比重について、
 以前はほとんどがリンクによる評価だったものが、コンテンツの評価基準も
 高まり、オーサーランク(著者の評価)なども基準に含まれるようになり、
 より複雑化してきています。

 「今でもリンクだけで上位表示される」
 「今はリンクではなく、コンテンツで上位表示させる」

 どちらかの考えに偏るのではなく、どちらも合わせて、
 バランスよく対策していくことが必要ですね。

拡張音声ガイドを提供する【7.1.2.7 収録済みの映像コンテンツの拡張した音声ガイドに関する達成基準】

【2014.4.22】毎月1回発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。

 春の訪れを感じる綺麗な桜の時期が終わり、
 もうすぐゴールデンウィークに入ります。

 5月になれば、昼間は半袖で過ごせる暖かい時期ですし、
 暑すぎず寒すぎず、今くらいがとても良い季節ですね。

 このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
 ついて簡単にわかりやすく解説していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■拡張した音声ガイドを提供する
 【7.1.2.7 収録済みの映像コンテンツの拡張した音声ガイドに
 関する達成基準】

 本日は、7.1.2.7 収録済みの映像コンテンツの拡張した音声ガイドに
 関する達成基準についてお伝えします。
 JIS規格の説明部分については、以下の通りです。

 「前景音が、映像と同等の意味を伝達する音声ガイドを挿入するための
 十分な長さの(会話及びナレーションの)合間を含まない場合、
 同期したメディアに含まれているすべての収録済みの映像コンテンツに
 対して、拡張した音声ガイドを提供しなければならない。
 注記1 拡張した音声ガイドとは、追加の説明を付加する時間を
 作るために映像を一時停止させて、視聴覚のプレゼンテーションに付加した
 音声ガイドである。この実装方法は、追加の音声ガイドがないと
 映像の意味が損なわれてしまい、かつ、会話及びナレーションの合間が
 短すぎる場合だけに用いられる。
 注記2 この達成基準は、等級AAAの達成基準である。」

 全盲の方や視覚障害のある方へ向けて、通常の映像コンテンツに加えて、
 映像を一時的に停止して、追加の補足説明をした音声ガイドを提供し、
 その後、映像を再開するように求められております。

 視覚的に解釈しづらかったり、映像内の発話が多かったり早口であったり
 すると、理解しにくい場合があるので、拡張音声ガイドで情報を補足して、
 サポートすることが必要です。

 提供方法としては、以下のやり方があります。

 ・映像内に、補足の音声ガイドについて、オンとオフで切り替えられる

 ・音声ガイドがありのバージョンとなしのバージョンの2つを用意する

 収録済みの映像コンテンツを提供している場合、上記の点に注意して、
 補足の音声ガイドの提供に努めてください。

 本日はここまで。
 次回は、【7.1.2.8 収録済みのメディアの代替コンテンツに関する
 達成基準】についてお伝えします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記 SEOについて】
———————————————————————

 商用サイトではなかなかナチュラルリンクを得られないので、
 有料リンクでまかなって補強してきた、という方もいるかも
 しれませんが、ここ数年のGoogleにおいてはリンク対策は
 かなり厳しいものになってきました。

 リンクのペナルティや評価が厳しくなり、コンテンツSEOが
 重要であるといわれるようにシフトしたわけですが、
 必死に需要のあるキーワードを選定して、コンテンツを作っても
 なかなか上位表示されなかったり、ロングテールSEOにより
 多少の集客には貢献しても、目的の主要なキーワードでは
 なかなか上位表示されなかったり、問題をたくさん抱えている方も多いと
 思います。

 「ユーザーに有益な情報を提供し続けることが重要」と
 以前から言われていることですが、やみくもにブログを更新するなど
 ただコンテンツを増やしているだけでは、順位アップ・反応アップという
 結果に報われることもあれば、報われないこともありますね。

 そのあたりの仕掛けをうまく考えて、キーワードの選定、コンテンツの作成、
 レイアウトやデザインを含めたページの作成、ページ構成・設計を行うなど、
 細かな部分が重要となってきそうです。

 ユーザーの視点に立って、その分野で一番充実したサイトになっているか
 どうかという観点で考えて、競合サイトとも比較し、よりサイトに
 磨きをかけていく必要があります。

 上位表示への道のりは長いですね。

お問い合わせ

ホームページに関するお悩みを是非お聞かせください

集客・売上げアップにお悩みの方もホームページ制作をお考えの方もお気軽にご相談ください。
目的・ご希望に応じて最適な提案をさせていただきます。