視覚的な情報を音声ガイドで提供【7.1.2.5 収録済みの映像コンテンツの音声ガイドに関する達成基準】
【2014.2.25】毎月1回発行
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こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
今年は京都市内でもここ数年では珍しいくらい雪が降りました。
新雪が降り積もった観光地では、絶好の冬の写真が撮れたかと思います。
朝、白く降り積もっても昼には溶けていることが多いので、
観光客が雪のベストショットを撮影するにはタイミングが重要ですね。
個人的には、”新雪が降り積もる綺麗な庭、池に反射する金閣寺”
なんかを撮影してみたいものです。
このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
ついて簡単にわかりやすく解説していきます。
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■視覚的な情報を音声ガイドで提供
【7.1.2.5 収録済みの映像コンテンツの音声ガイドに関する達成基準】
本日は、7.1.2.5 収録済みの映像コンテンツの音声ガイドに関する
達成基準についてお伝えします。
JIS規格の説明部分については、以下の通りです。
「同期したメディアに含まれているすべての収録済みの
映像コンテンツに対して、音声ガイドを提供しなければならない。
注記 この達成基準は、等級AAの達成基準である。」
この基準の意図は、全盲・または視覚障害により、
映像として表現されている情報を取得できない人に対して、
音声による補足説明をすることで、映像情報をより正確に
伝えるためのものです。
例えば、映像内の登場人物の名前、手や体の動きによる表現、
各シーンの変化、文字ベースで表示される情報などを、
音声ガイドを使って提供することが求められております。
提供する方法としては、
映像に加えて、補足説明をした副音声を提供する、
通常の映像と音声ガイド付きの映像を提供する、
などが挙げられます。
映像に加えて、さらに音声ガイドで補足するという取り組みになります。
さらにひと手間必要になりますが、現在の映像コンテンツを見直して、
対応してみてください。
本日はここまで。
次回は、【7.1.2.6 収録済みの音声コンテンツの手話通訳に関する
達成基準】についてお伝えします。
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【編集後記】
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Googleの評価基準が大きくかわり、被リンク重視であったものから、
被リンクのマイナス評価や手動によるペナルティが加わり、
充実したコンテンツの理解度もアップしたことで、
被リンクによるペナルティリスクを避けて、安心・安全に
コンテンツSEOを目指して取り組んでいる方も多いことと思います。
労力をしっかりとかけて、ユーザーに有益なコンテンツを発信し続け、
充実しているサイトを上位表示させ、スパムを撲滅するという技術が
向上していっていますね。
やはり弊社クライアントサイトを見ても、有益なコンテンツがあって、
ナチュラルリンクがはられていたり、閲覧開始ページとして集客できている
ページがあるサイトは、目的のキーワードでも上位表示できていますし、
順位も集客もお問い合わせなどの反応も安定しております。
競合サイトが有益な情報を提供し続けて上位表示され続けている
キーワードであれば、追いつき追い越すのは、その競合サイトの
数倍・数十倍の労力をかけて充実させていく必要がありますが、
競合があまり激しくないキーワードであれば、逆に競合に差をつけて
追いつかれないようにするために、日々コンテンツ充実の
努力が必要となってきます。
ロングテールキーワードを選定して、ユーザーの問題解決へ導く
有益なコンテンツをどんどん足していき、運営者も閲覧者も
ハッピーな状態が望ましいですね。
そんなウェブ環境になっていっているので、なによりです。
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