コンテンツ制作・開発に必要な設計条件を決定【6.2設計 a) 適用する達成基準】
【2012.9.25】毎月1回発行
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こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
毎年、秋分の日を過ぎるとやはり朝晩は冷えますね。
真夏と同じ格好をしていたら、風邪をひいてしまいます。
昼暑く、朝晩寒いので、着脱できる長袖を用意しないといけません。
秋の風邪には十分気をつけてください。
このメルマガでは、平成22年8月20日に改正されたJIS X 8341-3:2010に
ついて簡単にわかりやすく解説していきます。
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■【6ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件
6.2設計 a) 適用する達成基準】
6.2設計のJIS規格の説明部分については、以下の通りです。
「ウェブページ責任者は、設計段階において
ウェブアクセシビリティ方針に沿ったウェブコンテンツを
制作・開発するために必要な設計条件を決定しなければならない。
設計条件には次の事項を含める。
a) 適用する達成基準
b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法
c) 制作及び開発に用いるオーサリングツール
d) 検証に用いるユーザエージェント」
上記のa.b.c.d.の4つの事項のうち、
今月は、「a) 適用する達成基準」についてご説明します。
a) 適用する達成基準のJIS規格の説明部分については、
以下の通りです。
「制作するコンテンツに適用する達成基準を、
目標とするアクセシビリティ達成等級に含まれる達成基準から
選択しなければならない。」
例えば、動画が含まれないコンテンツにおいては、
動画に関する達成基準を適用する必要がないといったことが
挙げられ、それぞれのサイトの目標にあった
達成基準から選び出して、決定しておくと良さそうです。
目標としないアクセシビリティ等級であっても、
対応できる場合は、要件として定めておくことも良さそうです。
まずは達成等級に含まれる達成基準から、
選んで明確にし、目標・要件を決定しましょう。
本日はここまで。
次回は、【6.2設計 b) 使用するウェブコンテンツ技術及び実装方法】
についてお伝えします。
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【編集後記】
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最近の検索エンジン事情として、Googleパンダアップデートや
ペンギンアップデートなど、細かなアルゴリズムの変動が起こっていますね。
簡単にお伝えすると、以下の2点です。
1.質の低いサイトの評価を下げる
2.過剰SEOサイトの評価を下げる
しっかりとユーザーに有益な情報を更新して発信し続け、
SEO目的だけのページ追加、調整、リンクの追加は慎みましょうということです。
「ユーザーが求めるサイトを検索結果に表示すること」
より、上記の目的に沿うように、アルゴリズムが日々変わっております。
これらの変動のために、意図せずペナルティを受けたり、順位が下がったり
恩恵を受けるどころか問題が発生しているサイトが多くなってきているようです。
最近のGoogleのアップデート、ペナルティの様子を見ていると、
SEOという作業は最低限に留めて、日々、情報発信に努めて、
長期的に評価されるサイトにしていくことがより一層必要になってきていますね。
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それでは、また来月お会いしましょう。
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