2011年09月28日 ブログ sakai

【2011.8.23】毎月1回発行
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 こんばんは、レボネット株式会社の坂井です。
 今月から去年の平成22年8月20日に改正された
 JIS X 8341-3:2010について簡単にわかりやすく解説していきます。

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 ■JIS X 8341-3:2010の概要

 平成16年6月20日に制定されたJIS X 8341-3:2004を
 引用し、実例を交えながら、これまで解説してきました。

 その規格が平成22年8月20日に、JIS X 8341-3:2010として改正されました。

 工業標準化法による5年サイクルの見直し時期が2009年であり、
 また、ウェブ技術の発展により2004年の規格では対応が難しい箇所が生じていたり、
 規格適合の客観的な評価が難しかった面があり、それらを含めて時代に対応するため、
 その後、2010年に改正されるに至ったという経緯があります。

 今回のメルマガでは、内容に入る前に、この改正されたJIS X 8341-3:2010の
 目次とJIS X 8341-3:2004との違いを簡単に記載いたします。

 □目次
 序文
 1.適用範囲
 2.引用規格
 3.用語及び定義
  3.1ウェブ全般に関する用語及び定義
  3.2コンテンツに関する用語及び定義
  3.3マルチメディアに関する用語及び定義
  3.4インタラクションに関する用語及び定義
  3.5光及び色に関する用語及び定義
  3.6ユーザエージェント技術に関する用語及び定義
  3.7試験及び適合性に関する用語及び定義
 4.ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成等級
 5.一般的原則
 6.ウェブアクセシビリティの確保・向上に関する要件
  6.1企画
  6.2設計
  6.3制作・開発
  6.4検証
  6.5保守・運用
 7.ウェブコンテンツに関する要件
  7.1知覚可能に関する原則
  7.2操作可能に関する原則
  7.3理解可能に関する原則
  7.4頑健性に関する原則
 8.試験方法
  8.1適合試験の要件
  8.2試験の手順
  8.3試験結果の表示
 附属書A(参考)この規格を満たすウェブコンテンツ技術及びその実装方法の選び方
 附属書B(参考)WCAG 2.0 との整合性
 附属書C(参考)JIS X 8341-3:2004 とJIS X 8341-3:2010 との比較
 附属書D(参考)参考文献
 解説

 ※今後、一つ一つゆっくり丁寧に解説していく予定です。

 □2004と2010の主な違い・改正点
 詳しくは、附属書Cでも解説がありますが、大きくは以下のような
 違いが挙げられます。

 ・判断する部分の手順と判定方法が明確にされ、
  適合の客観的評価がしやすくなった。

 ・抽象的な表現であった項目が具体的な数値を交えて示され、
  ツールによるチェックができる部分が増えた。

 ・「~することが望ましい」といった曖昧な基準が、
  「A」「AA」「AAA」などの等級となった。

 明確な基準が示されたことで、適合しているサイトであるかの判断が
 容易になり、目標設定もしやすく、よりアクセシビリティの取り組みが
 活発になりそうです。

 次回から内容に入っていきます。本日はここまで。

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